アルク留学センター

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スタッフ訪問学校紹介

スタッフが訪問した学校紹介

Ackworth School (アックワース・スクール) – イギリス
Box Hill School(ボックス・ヒル・スクール)-イギリス
Bromsgrove School (ブロムスグローブ・スクール) – イギリス
Cambridge Arts & Sciences(ケンブリッジ・アーツ・アンド・サイエンス)-イギリス
Kent College, Canterbury (ケントカレッジ、カンタベリー) – イギリス
King’s School, Ely(キングス・スクール・イーリー)-イギリス
Monkton Combe School(モンクトン・クーム・スクール)-イギリス
Royal Russell School (ロイヤル・ラッセル・スクール) – イギリス
Royal School (ロイヤル・スクール) – イギリス
Rugby School (ラグビー・スクール) – イギリス
The American School in England(タシス・イングランド)-イギリス
Worksop College (ワークソップ・カレッジ) – イギリス
Aiglon College(エイグロン・カレッジ) – スイス
Brillantmont International School(ブリヤモン・インターナショナル・スクール) – スイス
College du Leman(コレージュ・デュ・レマン) – スイス
Institut Le Rosey (ル・ロゼ) – スイス
John F. Kennedy International School(ジョン・F・ケネディ・インターナショナルスクール) – スイス
Leysin American School (レザン・アメリカン・スクール) – スイス
La Garenne International School (ラ・ガレン・インターナショナル・スクール) – スイス
Pre Fleuri Ecole Alpine Internationale (プレ・フルーリ) – スイス(2005年夏)
Pre Fleuri Ecole Alpine Internationale(プレ・フルーリ) – スイス(2009年夏)
The American School in Switzerland(タシス) – スイス

 

Ackworth School (アックワース・スクール)

フレンドリーな校風と多彩なアクティビティが自慢

ロンドン・キングスクロス駅7時30分発の電車に乗り、ドンカスター駅に9時16分に到着。駅から学校までタクシーで30分ほどで到着。午前10時の約束の時間に間に合う。

8月初旬で、お天気は晴れて湿気も少なく風が肌に冷たい感じもするが、校長先生の話では例年より暑い日だそうで、校長先生は半そでのアロハシャツという服装。校長先生は1年間、日本の佐賀県に住んでいたことがあり日本のことはよくご存知。

夏休み中で生徒はおらず、9月の新学期に向けて、カリキュラムを組む先生やスタッフのみが忙しくしていた。アルク ジュニア留学センターからは5人の生徒が留学中であるが、総じて、日本人は良く頑張っているとの嬉しいお話を頂く。

校長先生にキャンパスを案内して頂き、広い教室、寮、教会堂、食堂、体育館、などを見せていただく。寮生の場合、ベッドルームの他に、1~2人で使用するスタディールームも与えられている。

デザイン&テクノロジーセンターやミュージックテクノロジーセンターなど設備も充実していることがわかる。

International Study Centre には生徒の10%に当たる38人が学んでいる。

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Box Hill School(ボックスヒル・スクール)

ロンドン・ウォータールー駅から電車で40分、レザーヘッドの駅に着く予定だったのだが、列車が止まり急遽途中で乗り換え。運行復旧の目途が立たず足止めを食うが、何とか1時間遅れで駅に到着。そこからタクシーで15分程、きれいな並木道を進み学校へ到着する。夏休み中で、サマースクールの低年齢の生徒が走り回っている以外は人影もなく、至る所で改修工事が行われていた。メインビルはこの学校の中でも一番古い建物で赤いレンガ造りの壁にはツタが絡まっている。天井は吹き抜けになっていて気持ちがよく、奇麗なステンドグラスも施されていて、まさにイギリスの建物という感じ。メインビルにはオフィスをはじめ、図書館や、上階には寮がある。教室も赤レンガ造りの平屋~3階建てが中心で、花や緑に囲まれていて気持ちが良く勉強できそうだ。アートスタジオはサマースクールでも利用していないため、生徒の作品が壁、天井、床の至る所に飾られている。この学校にはインターナショナル・スタディー・センターが併設されており、英語力が足りない留学生の為の準備コースを設けている。語学センターも同じ敷地内にあり、生徒は本校の生徒と同じ寮に入り、アクティビティにも参加しながら、本校での生活に備えるのだ。教室の更に裏には、広大なスポーツフィールドと森が広がっている。テニスコートやバレーボールコートなども別にある。校舎は決してモダンで新しいとは言えないが、自然に囲まれた気持ちの良いキャンパスだ。

ボックスヒルでは、2008年以降、6thフォームで国際バカロレア(IB)のカリキュラムを取り入れている。入学担当官のカースティー・ハモンドと話をしたところ、6thフォームの生徒は皆、IB取得に向けて非常によく頑張っており、初めての結果が出る2010年が楽しみだとの事。日本人の生徒も数名在籍しており、駐在で渡英している保護者のもとから通学生として通っている生徒もいるとの事。選択科目で日本語を選択する事ができ、日本人の先生も在籍している。校長先生も日本の歴史に興味を持っており、お子さん達も本校で日本語を選択しているらしく、日本人生徒の受け入れには積極的だ。

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Bromsgrove School (ブロムスグローブ・スクール)

幅広い教科を設定し、高い進学率を誇る

ロンドン・ユーストン駅より1時間半でバーミンガム・インターナショナル駅に着き、タクシーで30分ほどで学校に到着。郊外の田園地帯からブロムスグローブの閑静な住宅街を通って、シニアスクール(13歳以上)の広大なキャンパスに入る。

校内には、歴史を感じさせるチャペルや趣きのあるメインビルディングと、近代的な教室棟や施設が混在している。特に、1994年に新設された図書館は素晴らしい設備を持ったユニークな建物で、蔵書の数でもイギリスの学校の中で3番目の規模を誇っているそうだ。また、朝9時から夜9時30分まで開館していて、生徒も自由に利用できる。 スポーツ施設も充実しており、美しいグリーンのグランドやテニスコート、ホッケーコートなどが遠くに広がっていた。特に、女子のホッケーチームはアンダー18の全国大会で優勝したことがあり、男子はゴルフやフェンシング、バスケットボールなどで優秀な成績を修めているとのことだった。

寮は男子寮が3つ、女子寮が2つあるが、各々65名ずつの生徒が寮長夫妻と一緒に生活している。オークリーハウスという女子寮を見学させてもらったが、4th フォーム(14~15歳)までの生徒は4人部屋を使っており、それ以上の学年は個室が与えられるとのこと。寮長以外にも、教科や進学の相談にのるチューターと呼ばれる先生や、生活面のお世話にあたるハウスマザー、つまり寮母さんなどが交代で寮生たちの面倒を見ている。生徒たちは、海外からの留学生も多く、国際色豊かな雰囲気のなか、礼儀正しく、しっかりとした印象だった。

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Cambridge Arts & Sciences
(ケンブリッジ・アーツ・アンド・サイエンス)

ロンドン・キングスクロス駅から北に向かうこと1時間で大学街のケンブリッジ駅に着く。駅から学校のメインビルまではタクシーで15分ほど。大学街だけあり、大学生はもちろんサマースクールなどに参加しているのであろう学生たちで活気にあふれている。CATSは6thフォームカレッジと呼ばれる学校で、大学に近い自由な環境の中で自分の目標に向かって勉強する学校(もちろん校則は年齢に応じて設定されている)。GCSE、Aレベル、大学ファウンデーションコース、大学と共催でのディグリーコースを提供しており、特にアート系の進学に強い学校という定評がある。学校のビルディングはモダンで、現在3階建ての4つのビルディングで生徒は授業を受けている。コの字型に並んだビルの他、道を挟んでサイエンス系と語学系のビルがあり、移動は楽チンだ。ケンブリッジ大学が討論会を行う建物とも隣接しているのだが、このような有名大学の催し物に参加をする事が出来るのも、この学校の特徴だと言える。街中の学校なので、入口と街のレストランが隣合わせだったりするのだが、その分セキュリティーもしっかりとしており、生徒にはそれぞれキーカードが渡され、校舎入口や教室入り口でカードをかざさないと入る事が出来ない仕組みになっている。教室内は白が基調になっており窓が大きいため、とても明るく感じる。サマースクールもちょうど終わったばかりで、校舎にはアートのプロジェクトを仕上げるために顔を出している生徒の姿がちらほら見えるくらいだ。絵画、洋服、デザイン、グラフィックスなど、生徒の作品が所狭しと飾ってあるが、どれも目を引く素晴らしいものばかり。道具も施設も十分に揃っているので、生徒は自分の作品にのみ集中して頑張る事ができるのだろう。カフェテリアはコの字に並ぶビルのちょうど中庭にあたる部分にあり、テラス席も設けられていて天気が良い日は外で食べるのも気持ちが良さそうだ。あまり広くはなく生徒全員を収容はできないので、時間割により入れ替え制での食事となる。寮は9戸ほどあり、それぞれ学校のメインビルから10~30分の距離にある。徒歩で通学する生徒もいるが、ほとんどの生徒が自転車通学をしているそうだ。学校から15分くらいの距離にある男子寮を見学したが、住宅街の中にある3階建てのフラットでシングルルームがいくつかあり談話室にはテレビや簡単なキッチンがついていて暮らしやすそうだ。

自身の目標に向かい自分の行動に責任を持って日々の学生生活を送る、大学以降の生活にも役立つ力を身につける事ができる、6thフォームカレッジならではの学生生活だろう。

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Kent College, Canterbury
(ケントカレッジ、カンタベリー)

世界各国から留学生が集まる共学校

ロンドンから電車で南へ約1時間半、英国国教会の総本山カンタベリー大聖堂を中心とした歴史都市カンタベリーの郊外、美しい田園地帯にキャンパスを構えている。ロンドンのチャリング・クロス駅から、12時発の郊外電車に乗ってゆっくりとカンタベリーに向かい、1時45分頃学校に到着する。

イギリスらしいレンガ造りの校舎が立ち並び、美しい緑の芝生のグランドが広がっていた。ちょうどランチの時間だったので、まずは食堂に案内された。先生方のテーブルは部屋の中心に設けられていて、生徒と一緒に昼食をとるそうだ。暖かい食事と冷たい食事のコーナーに分かれていて、野菜や果物、デザートなどが豊富に並んでいた。

その後、インターナショナル・スタディー・センター (留学生のための準備コース)の教室に案内され、ヘッドのノリーン・カプラン先生とお会いする。壁には生徒たちの書いたエッセーやスケジュール表などが貼られていてとても明るい雰囲気だ。 カプラン先生と生徒たちのフレンドリーな様子を見て、留学生にとても頼もしい存在の先生だということが分かる。一般教科を受ける前には、関連語彙を導入した英語のレッスンもしてくれるそうだ。

一番新しい女子寮は、個室、二人部屋ともに少し狭いものの、洗面所やトイレ付きの個室があったり、二人部屋でも2部屋に一つシャワーやトイレがついているなど設備は整っている。学校を案内してくれた香港人の女子生徒の部屋は、シャワーとトイレは共同だが、屋根裏部屋風でゆったりと広い部屋だった。

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King’s School, Ely
(キングス・スクール・イーリー)

ロンドン・キングスクロス駅から北に約1時間半、イーリーの駅に着く。駅から学校までは歩いても15分ほどなのだが、行きは山道を登る事になるためタクシーで移動した。約束までまだ時間があったので、学校の目の前にたたずむ美しいイーリー大聖堂を見学。実はキングスに通う生徒の中には、このイーリー大聖堂で歌う聖歌隊員として奨学金をもらっている生徒がいる。音楽やアートに力を入れている学校なだけある。

学校を案内して下さったのは学校長秘書のトム。サイエンスビル、語学センター、アートスタジオなど、クラスを行う建物はイーリー大聖堂の目の前の一角に並んでいる。キングスにはインターナショナル・スタディー・センターが併設されていて、約40人の留学生がキングス本校入学に向けて、または、キングス以外の学校への入学に向けて、語学センターの建物内で英語を中心に勉強している。プレップスクールへの入り口も同じ並びで、この日は地元のアート会の方々が何かのお披露目会を行っていた。教室とは少し離れた所に、体育館、テニスコート、フィールドが広がっている。寮はオフィスがあるメインビルディング上階の他、それぞれ大きな一軒家の形式で寮長さんの監督の下運営されている。

ツアーを終え、会議が終わった学校長のスー・フリーストーンと話をする事ができた。新学期に向け会議続きで忙しいそうだ。新学期には新しい日本人の生徒3人の入学が決まっているという。日本人の生徒は概して勤勉で楽しい、是非もっと多くの日本人に入学をしてほしい、との事。その後、職員の為に用意されたランチを秘書の方と一緒に頂く。普段より品数は少ないというが、サラダバーもあり、メインのパイやポテトやチキン、これぞイギリスというカスタードプディングはとても美味しかった。留学生にとっては母国の料理が食べられないのは辛いと思う、お米を使ったり出来る限りバラエティーを増やすように気をつけている、との事。生徒一人一人に対するケアを大切にしている、この学校の特徴がよくわかる。

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Monkton Combe School
(モンクトン・クーム・スクール)

ロンドン・パディントン駅から直通列車で西に1時間40分ほど、バース・スパ駅に到着。駅からタクシーで山を上がりモンクトン・ヴィレッジの中心にある学校には10分ほどで到着する。学校は夏休みに入っていて生徒の姿はなかったが、学校訪問をしている家族が2家族あり、また、休み中キャンパスを借りてサマースクールを行っているチャーチグループの生徒の姿もちらほら見える。この日はとても天気がよく、山の上に位置するキャンパスからは真っ青な空と緑に包まれた美しい山々が一望できた。イギリスボーディングスクールの中では規模の小さい学校ではあるが、キャンパス内には設備の整った体育館、テニスコートやラグビーフィールドなど、スポーツ施設も充実している他、キャンパスから下の川に降りるとセイリングの施設もあるそうだ。一際目を引く大きな木の後ろには最新設備を整えたサイエンスビルディング、その他にもシアター、アートビルディング、ドラマビルディングなど石造りの建物が点在する。アートに力を入れている事がよくわかるのは、キャンパスのあちらこちらに生徒が作成した作品が並んでいること。山の斜面を転がり落ちそうになっている人を模った作品は特に印象的だった。

入学担当官と話をすると、この学校のアットホームな雰囲気がよく伝わってくる。生徒数が多くない分、生徒同士、先生と生徒、皆がお互いの事を知っているひとつの大きな家族であること、それがこの学校なのだ。また、留学生へのケアも手厚く、通常授業以外に第二外国語としての英語の補習を行っている。在籍している日本人の生徒も、最初はほとんどゼロに近い英語力で入学しているのだが、1年もすれば生活や勉強に支障のないくらい語学力が上がるそうだ。温かい雰囲気の中で自分に合ったペースで学び、成果を出すことができる、そういう学校である。

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Royal Russell School (ロイヤル・ラッセル・スクール)

ロイヤルという名の通りイギリス王室とは関係が深く、エリザベス女王がパトロンを務めている。過去に4回も来校し、昨年(2010年)の新食堂の完成時には女王の3男ウェセックス候が祝賀会に臨席している。運が良ければ在校中に王室関係者にお目にかかれるチャンスがあるかもしれない!

ロイヤル・ラッセル・スクールはロンドン市内から容易にアクセスできる場所にあり、ビクトリア駅、またはロンドンブリッジ駅から電車で30分の緑豊かなサリー州にある。110エーカーの緑に囲まれた広大な敷地の中に3歳の幼稚園児から高校生までが学んでいる。敷地の広さに比べ在校生(中高生9学年で約700名)は少なく、お互いが顔見知りで、学校全体が家族という雰囲気。1853年に当時としては珍しい男女共学校として創設され、現在の地に移転したのは1924年。広大な駐車場と運動場を持ち、ロンドン郊外の学校としてはとても恵まれた環境にある。チャペルや、グレートホールなど由緒ある建物と近代的な教室棟が混在しているが、全体に美しくレイアウトされている。 メインレセプションに入るとエリザベス女王の肖像画と創設者ラッセル公爵の胸像が訪問者を迎えてくれる。ゆったりとしたソファーに腰をかけるとクラシック音楽が耳に心地よい。生徒の手による見事なテーブルや、絵が壁に飾られ、アートの水準の高さが伺われる。職員初め、先生方の対応が暖かく、校長先生が建物内を歩き回り、気さくに生徒たちに声をかけ談笑されている様子が印象的だった。

寮生の占める割合は全校生の2割程度で、通学生はロンドン近辺からの生徒が大部分をしめており、日本企業の駐在師弟も少なくない。通学生、寮生ともに同じ寮(ハウス)に所属しており、寮生と通学生の垣根は感じられない。海外からの留学生も積極的に受け入れており、その数は現在23カ国にわたる。海外の高校からの志願者には英語と数学の入学試験が課され、その水準はかなり高い。というのもEFL以外の科目は現地の生徒と同じクラスで受けるためである。留学生のためのコースというのは特別には設けられていないので、英語力に自信のある人、イギリスで一定期間英語を勉強し中級レベルの水準に達した人にはお奨めである。

訪問した日は全国統一試験の最中で生徒の姿はあまり見られなかったが、食堂や、校庭、校内見学中に見る生徒たちの姿はのびのびとして、明るく、礼儀正しく感じられた。

 

Royal School (ロイヤル・スクール)

理数系にも力を入れる家庭的な女子校

ロンドンから電車で50分くらいで、ヘーズルミア駅に到着。ヘーズルミアは何本かの通りにお店の並ぶ静かで小奇麗な田舎町だ。キャンパスはナショナル・トラストにも指定されている美しい田園地帯にあり、37エーカーの広さを誇っている。 第二次世界大戦中にそれまであったロンドン近郊からキャンパスを現在の場所に移転している。施設や校庭は大変よく整備されており、広々としたスポーツフィールドのほか、校舎の間には美しく手入れされた中庭もあった。色とりどりの花が咲く庭や、鳥や動物などの斬新なスタイルに刈り取られた木などは、いかにも女子校らしい雰囲気だ。天文学者が設計した天文台もあり、図書館と6thフォームの校舎は近年新設されている。 キャンパスを案内してくれたマーケティング・ディレクターのキット・ジョージ先生の話では、ロイヤルスクールという名前の通り、ロイヤルファミリーが後援者として名前を連ねており、アン王女は終業式などの行事によく出席しているとのことだ。校内にはそうした写真がたくさん飾られていたが、学校全体としては決して華美ではなく、娘に質の高い教育を受けさせたいと願う中流家庭からの生徒が多いそうだ。 寮の部屋も女子校らしく、パステル調の壁紙やカーテンなどとても可愛らしい感じだ。食事も、昨年食堂のコック長が新しい人に変わり、大変美味しくなったとの評判である。

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Rugby School (ラグビー・スクール)

イギリス寮制私立校、名門中の名門

ラグビー・スクールは、イギリス寮制私立校の中でも名門中の名門と呼ばれるザ・ナインのひとつである。イギリス中部のウォリックシャー州ラグビーにあり、ラグビー発祥の地としても知られている。

ラグビー・スクールへの入学希望者は、遅くても入学する年の3年前までに出願をする必要がある。イギリスで最も古いパブリックスクールのひとつであり、かつては生れる前から入学候補者としての登録を済ませなくてはいけないような学校であったが、時代が変わり現在では一定期間内に出願を済ませれば平等に入学審査の対象となる。出願時には希望の寮を選択しなくてはいけないため、早い段階で学校訪問し寮を決めておく必要もある。入学の2年前から入学審査が始まり、在籍校からのレポートや推薦状、面接、入学試験を経て、合格が決まる。今回のラグビー・スクール訪問は、2014年9月に9年生での入学を希望している生徒の学校訪問だ。2011年秋には出願書類を提出済みで、今回は希望の寮2つをまわり、寮長との面談も行った。

10時3分ユーストン駅発の電車でラグビーへ向かい10時51分に到着。タクシーに乗り10分ほどで学校へ到着する。駅前は商店もなく、静かな田舎の駅だが、坂道を上がって学校に着くと、学校の前は、にぎやかな商店街になっている。時間があったので、商店を見て回る。 まずは入学担当課のMrs. Kathy Roche に会う。ほかにも男子生徒が両親と学校訪問に来ていた。ラグビー校は16世紀に創立された英国でも屈指の歴史を持つ学校で、現在は13歳から18歳までの男女約800人が在籍。男女数はおよそ半々。女子寮は6つあり、そのうち1つは6フォームの女子のみ50人を収容している。外国人留学生に力を入れているわけではないので、留学生は全体の10%と数少ない。

学校は広大な敷地の中に建物が点在するのではなく、普通の町の中に学校関係の建物が並んでいる。グリフィン・ハウスは煉瓦作りの伝統的な建物で、スポーツセンターの隣にありスクールハウスからは一番遠く徒歩5分くらいである。寮長のアン・ネイラー先生は若々しく、明るい人柄である。先生から得意な学科、将来の希望、なぜラグビーに入学したいのか、音楽はやっているかなどの質問を聞かれる。グリフィン・ハウスは44人中30人が英国人。1年生は3-4人部屋だが、上級生は個室になる。コモンルームは3部屋。小さなキッチンがあり、各自スナックを作ることが可能。生徒は全員各ハウスのダイニングルームですべての食事をとる。

次にチューダー・ハウスに向かう。寮として建てられた建物なので、スペースがたくさんとってある。寮長のデヴィー・ホーナー先生は元々シャーボーン・プレパラトリースクールで教鞭を執っていたとのこと。ホーナー先生はシャーボーンのコモン・エントランス試験で55パーセント以上であれば、ここの英、数の試験は問題ないと言っていた。もしテストの成績が悪くても、それだけでは判断しないとのこと。この寮は全員で48人。日本人は一人、ロシア、フランス、スイス、バンコク、シンガポールなどからの留学生がいる。その後、寮でのランチに案内され、生徒たちの間で共に食事をする。ご両親と私も別のテーブルで生徒たちと一緒に食べた。各ハウスにはそれぞれシェフがおり、チューダー・ハウスのキッチンスタッフは5人である。スタッフの総勢は22人で内チューターが7人いる。1年生は二人部屋で別に自習室があるが、2年生以上は寝室に勉強机がある。

食後は一度スクールハウスに戻り、もう一組の親子と一緒に校舎を見学する。建物は皆独立している。スポーツセンターには大きなプールもあり、グラウンドではラグビーをやっていた。

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The American School in England
(タシス・イングランド)

ロンドン・ウォータールー駅から45分のヴァージニア・ウォーター駅、そこからタクシーで10分ほどの場所にタシス・イングランドは位置している。また、ヒースロー空港からもタクシーで20分というとても便利な場所。TASISはスイスに姉妹校を持つアメリカンスクール。現地に住むアメリカ人やイギリス人の他、40カ国以上から留学生を迎え入れている。寮生の受け入れは9年生以上のアッパースクールからだが、通学生は幼稚園から受け入れている。

町全体が赤いレンガ造りの家が多い印象のトープという町の一角に、タシス・イングランドも赤いレンガでキャンパスを囲う壁を造っている。公道を挟んでキャンパスが二つに分かれている。夏休み期間中でサマースクールも終了した後だったので、学校全体が改修工事の真っ最中だった。案内して下さったのはサマースクール担当のフェイ・ギルバート。サマースクールの生徒がいなくなって寂しいけれど、もうすぐ正規留学の生徒が帰ってくるしね、と準備にも忙しい様子だった。

キャンパス内の建物も全体的にレンガ造りの物が多く、まさしくイギリスのボーディング・スクールというイメージそのもの。アッパースクールに通う生徒の半分くらいが寮生ということもあり寮は充実しているのだが、サマースクール期間中は寮生が増えるため、理科室をシャワールームに改造したりするらしい。見学した時、これからシャワーブースを取り外し教室の設備を戻すところだった。キャンパスには緑も多く、至る所にピクニックでもできそうな芝生がある。アートと語学で使う教室の中庭には大きな木と緑の芝生が広がり、天気の良い日には芝生の上で授業をしたりするそうだ。サッカー、ラグビーフィールドも広大で、外から見たキャンパスの印象よりも奥に広いのだと実感する。

タシス・イングランドは、教師人は3/4がアメリカ人で、アッパースクールではアメリカの高校卒業資格、または、国際バカロレア(IB)を選択することができ、卒業生はアメリカ、イギリス、ヨーロッパなど各国に散らばる。歴史あるイギリスのボーディング・スクールの雰囲気を味わいながら、国際色豊かな環境の中で学ぶことができる学校だ。

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Worksop College (ワークソップ・カレッジ)

芸術・スポーツも充実している伝統校

ロンドンのキングス・クロス駅から、特急にのって1時間40分でレットフォード駅に到着する。学校から最寄りの駅であるワークソップには急行がとまらず、ロンドンからの直行列車もないため、レットフォードからタクシーで行くのがとても近くて便利だ。 レットフォード駅から、タクシーで15分ほどで学校の森が見え、校門から続く高い並木道を通ってキャンパス内へと入る。

キャンパスはロビン・フッドで有名なシャーウッドの森の端に位置している。図書館から見る景色は圧巻で、目の前に広がる校庭の向こうには、美しいゴルフコースがあり、さらにその先に深い緑の森が見える。校舎も伝統を感じさせるものばかりで、荘厳なチャペルや趣きのあるダイニングホールは、まるでハリーポッターの世界である。その中に、コンピュータ室やオーディオビジュアル室などの近代的な先端設備も整っていた。

校長のロイ・コラード先生が案内してくれた校内の廊下やホールなどには、美術を専攻している生徒たちの作品が飾られ、アートの授業のレベルの高さが伺われた。また、スポーツも盛んで、特にラグビー、ホッケー、クリケット、テニスなどでは、近年州代表やイングランド代表にも数々の選手を送りだしているとのことだった。

新しい別館にある女子寮では、上級生は個室を使っているが、2~3人部屋もいくつかあった。案内してくれた生徒によれば、寮母がとても面倒見がよく素晴らしい人で、寮生からも慕われているそうだ。女子はほとんど寮生で、通学の生徒も週に一度は泊まっていくとのことだったが、皆それぞれの学校生活を楽しんでいるようだった。

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Aiglon College(エイグロン・カレッジ)

エイグロン・カレッジは1949年創立のスイス・ヴィラールにある学校で、約50の国から約350人の生徒が勉学に励んでいる。

到着してまず驚いたのが、その建物の数の多さ。エイグロン・カレッジでは60,000平方メートルの敷地にジュニア・スクール、シニア・スクール、寮、スポーツ施設など計23の施設が収容され、レセプションから最初に案内をしてもらったJohn Corlette Buildingまで歩くだけでも、ちょっとした運動になった。John Corlette Buildingでは個人レッスンや作曲・編曲のための最新設備を備えた音楽室、物理・生物や数学の教室を見学した。ここでは主に16~18歳までの6thフォームに在籍する生徒が学習をしており、1クラスの人数は約8~12人と少人数で、充実した設備の中で生徒1人1人に注意が行き届くよう配慮されているとのことだった。

次にシニアの寮の1つであるAlpinaを見学させてもらう。この建物は、元々ホテルとして使用されていた施設を学校が買い取ったとのことで、他のシャレー風の建物とは雰囲気を異にしていた。その1階は美術スペースになっており、在校生による数々の作品が雑然と並べられている。

その後、2階から上のシニアの寮設備を見学。歓談やリラックスのために使用されるコモンルームには簡単なキッチンが備えつけられていて、希望する生徒は食堂ではなく寮の中で朝食を取ることもできるそうだ。通常、各寮にはハウスペアレンツの他、副ハウスペアレンツとアシスタント・チューターがおり、各生徒が家庭的な雰囲気を感じながら、安全な環境で学習に励むことができるよう配慮されているとのことだった。

その後、別のシニアの寮・Belbedereの中にある食堂を見学。広いスペースに茶系で統一されたテーブルと椅子が並べられているのは、モダンなレストランさながらの雰囲気。また現在エイグロンでは、新しいインドア・スポーツセンターの建設に着手しているとのことだった(2011年完成予定)。

この学校の大きな特色として、エクスペディッションと呼ばれるアウトドア中心の課外活動が盛んなことが挙げられる。年間を通して行われる週末のエクスペディッションでは、徒歩やスキー、マウンテンバイクで近くの山を訪れる。また冬学期と夏学期には3日間のロング・エクスペディッションが計画され、あらかじめ計画された目標を達成することにより、学校では決断力と自立心、チームワークの育成を奨励しているとのことだった。

学業面もさることながら、恵まれた自然環境の中で学校が奨励するエクスペディッション等を通して、自己鍛錬を目指すことを希望する生徒にはお勧めの学校と言えるだろう。

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Brillantmont International School
(ブリヤモン・インターナショナル・スクール)

ジュネーブ駅から電車で40分、ブリヤモン・インターナショナル・スクールはローザンヌ駅からタクシーで5分ほどの距離にある150年の歴史を持つインターナショナル・スクールだ。この学校に在籍している生徒は通学生・寮生あわせ約150人で、今回訪問した学校の中で最も規模の小さい学校である。印象としてまず感じたのは、確かに他の学校に比べキャンパス全体の規模は小さいが、もちろん学校として必要な設備は充分に備えられているし、歴史あるヨーロッパ調の建物に合わせた家具や内装が施されていてとてもセンスがいい。女子生徒から人気があるのも頷けた。現在は約10人の日本人の生徒が在籍し、イギリス式またはアメリカ式の教育システムのもと勉強に励んでいる。訪問した時には図書館を改装中で、また今あるバスケットボールコートの地下にスポーツ施設を作ることを計画中とのことだった。ブリヤモンではサマースクールとは別に、毎年1~2月の間休暇となる国の生徒を対象に5~7週間の語学プログラム(英語またはフランス語)も提供しており、この期間学校は特に賑わいを増すという。訪問の途中、弊社を通じて2009年4月からブリヤモンで正規留学をスタートし、サマースクールにも参加をしていた女子生徒と久しぶりの再会を果たした。英語とフランス語の習得はまだまだこれからで、授業も時として難しいと感じることもあるが、今まで出会ったことのない国籍の生徒と友人関係を築き共に生活ができるこの環境が楽しくて仕方がないとの話を聞き、とても嬉しく感じた。

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College du Leman(コレージュ・デュ・レマン)

ジュネーブから電車で10分、コレージュ・デュ・レマンがあるベルソワ駅に到着。ジュネーブからとても近いということもあり都会の中にある学校というイメージがあったが、Juraマウンテンとレマン湖がすぐ近くにあり予想以上に自然に恵まれた環境で驚いた。普段は通学生も含めると2200人強の生徒が勉強しているとあり、そのキャンパスは広大。到着後、2009年1月に新しく出来たばかりのスポーツカフェや教室、広いグラウンドやスポーツ施設、寮などを案内してもらう。途中、元NBAプレイヤーで現在はこの学校でバスケットボールを教えているコーチと話をする。120カ国以上から生徒が集まるこの学校はまさしくグローバル・ビレッジと言え、この恵まれた環境下で生徒の学業面・精神面における成長を支援できることに喜びと誇りを感じるという話が印象的だった。在校生の人数とは対照的にこの学校の寮生数は220人強で、1つ1つの寮は決して大きなものではなく、十分に目が行き届く印象。放課後は広大なキャンパス内にある様々なスポーツ施設を用いて幅広いアクティビティが提供されているだけでなく、ジュネーブから10分という恵まれた立地を活かして学校では外部のクラブのアレンジも行なっている。またこの学校はメリタス・インターナショナル・ファミリーの一員であることから、アメリカのグループ校とのエクスチェンジ・プログラムも奨励しているとの話で、学校の規模だけでなく生徒が在学中選べるオプションの数も幅広いと感じた。

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Institut Le Rosey (ル・ロゼ)

周りに大きな建物などがないため明るく開放感のあるロールのキャンパス。建物がいくつかに分かれていて、校舎が可愛らしい雰囲気。少し離れたところに屋外のプールが見えた。

迎えてくれたアドミッション・オフィサーのソラヤは自身もロゼの卒業生であるそう。

体育館などもガラス張りで明るい。学校の受付はこじんまりとした感じ。途中、サマースクールの休憩時間に重なり、生徒が受付に来たり建物間を移動している姿が見えた。

寮の部屋はこじんまりとしていてあまりたくさんの荷物は入らない。クローゼットの中に小さい金庫があるので、貴重品はしまっておくことができる。その後、アドミッション・ディレクターのジャック・ブーニン氏と面会。日本から9月に入学する正規留学の生徒は 数人いるとのこと。

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John F. Kennedy International School
(ジョン・Fケネディ・インターナショナルスクール)

スイス屈指のリゾート地・グシュタートから3km、広大なスイスアルプスの眺めが美しいサーネンにジョン・F・ケネディ・インターナショナルスクールはある。この学校ではアカデミック・イヤーの間、5~14歳までの通学生約45人と寮生25人が勉学に励み、サマー期間中は通学生を含めた約80人の生徒がキャンプに参加するという。

最寄り駅のサーネンから歩くこと3分、シャレー風の校舎とグラウンドが見えてくる。到着後、まずは3~8年生の教室を見学。驚いたのは全ての教室に”スマートボード”と呼ばれる電子黒板が設置されていたこと。これは2010年春から導入された新しいシステムで、3年生以上の生徒はこのシステムに対応すべくアップル社のラップトップを携帯するよう義務づけられている。このシステムの導入により、全ての科目において教師・生徒間による双方向のコミュニケーションが可能になり、具体的にはボキャブラリー学習や算数ゲーム、クラス内での意見の共有やディスカッションの活発化に繋がっているという。

この学校ではフランス語の授業以外は全て英語で行われ、教職員は英語圏出身者で構成されている。1クラスの人数は8~14人で、英語を母国語としない生徒のためのESLサポートや科目ごとの個別指導アシスタントも受けることが可能。

次に寮設備を見学。まず生徒同士が歓談、リラックスをするためのコモンルームが目に入る。男女の部屋はフロア別に分けられており、1部屋に3~4台のベッドが置かれている。寮にはハウス・マザーのほか、2名のアシスタント・ハウス・ペアレンツおよびハウス・アドバイザーが生徒のケアにあたり、家庭的な雰囲気の中で生徒の学業面および精神面をしっかりサポートしている。

この学校は、カナダ出身のLovellファミリーによって運営されているフランス語圏にある学校。それもあってか、この学校は他のスイスにある低年齢の学校に比べるとフランス語色がさほど強くない印象を受けた。また2010年9月時点で日本人生徒数はゼロのため、日本人のいない安全で家庭的な環境で、英語をしっかり学びたい生徒にとってはお勧めの学校と言えるだろう。

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Leysin American School (レザン・アメリカン・スクール)

登山鉄道のような電車のVersmontという駅で下車。(無人駅)目の前の急な坂を上るとレザン・アメリカンスクールがある。ヘルシンキからの家族で今年から下のお嬢さんがレザンへ入学するという一家と何故か一緒に校内見学をする。上のお嬢さんがすでにレザンで学んでいるそうで、何度か訪問しているがそれでもたくさん質問があるようで細々と確認している。金曜日の午後はアクティビティに出かけていてサマースクールの生徒は少ししかいなかったが、部屋でダンスを習っているグループや体育館でバスケットをする男の子達がいた。お天気が良いとキャンパスの外や寮の窓からはハイジさながらの壮大な眺めが見える。施設は図書館やジム、体育館、カフェテリアなど明るい雰囲気。8月末のスクール・イヤー開始を目前に控え、教職員の荷物などが教室のあちこちに置かれていたためか、教室は少し雑然とした雰囲気。各自のパソコンを保管できる鍵つきの棚が設置してある。近所にある公文とはスポーツの試合などで交流があるとのこと。また近所のホテルを買い取りIBのキャンパスにするということで改装中の建物を見せてもらった。教職員のほとんどはキャンパス内の住居に住んでいる。坂が多いのと建物のアップダウンがあるので、訪問の際はヒールは避けた方が良さそう。

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La Garenne International School
(ラ・ガレン・インターナショナル・スクール)

滞在するホテル・ブリストルからタクシーで7,8分。こげ茶色のロッジ風の建物がガレンの校舎である。真夏だというのに訪問した日は前日からの雨が残り霧がかかって寒いくらいだった。サマースクール期間中だか、生徒はちょうど買い物に出かけたとのこと。待合室でディレクターを待っているとサマースクールに子供を預けていたフランス人らしき保護者が「気に入ったのでここに通わせたい(正規留学したい)」とディレクターに話していた。メインの建物の階上には生徒の部屋もある。建物自体は古いようだがバスルームやトイレは新しくなっている。他に2000年に建てられたという白木の新しい建物もあった。また校舎の外にジャグジーがあり、スキーのあとやサマースクールのお別れパーティの際に使用していて、生徒にも好評とのこと。

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Pre Fleuri Ecole Alpine Internationale
(プレ・フルーリ) ― 2005年夏訪問

ジュネーブからレマン湖畔を走る電車に乗り、湖の美しい景色を眺めながら1時間15分でエーグル駅に到着。そこから、バスで20分程度でビィラールへ。バス乗り場を聞くのに英語が通じず、身振り手振りで英語を話すバス事務所の人を捜し当て、時刻表のコピーをもらう。バスに乗ったものの運転手も“フレンチオンリー”で時刻表を見せてバス停で降ろしてもらう。

事前に連絡をしておいたので、Aiglon Collegeの前まで学校のスタッフが車で迎えに来てくれる。一方通行の細い山道を登ってPre Fleuriに到着する。

ディレクターのSylvie Ducasに応接室で会いお話を伺う。1948年にキャンププログラムのみの学校としてスタートしたのが始まりである。Sylvie自身はフランス人でこのキャンプに生徒として毎年参加していたとのこと。その後、1970年にSylvieがこの学校を買収し、自身の理想の学校を目指して1993年にアカデミックコースをスタートさせる。

現在、3歳~13歳までの生徒65人が学んでおり、15人が寮生。8クラスに分かれて学んでいる。 2005年9月から寮監を採用して、寮生活の充実と寮生の増加を目指すとのこと。 将来的には寮生を25人程度まで増やしたい。13歳までのジュニアスクールのため、卒業後はAiglon Collegeへ進学する生徒が多く学校とのパイプも太い。フレンチセクション、IB、ブリティッシュカリキュラムがある。 訪問時はサマーキャンプの開催中で、ランチをSylivieといただく。3、4歳の小さな子供は食堂で、それ以上の年齢の子供は外でキャンプリーダーと一緒に食事をしていた。子供たちは人懐こく話しかけてきて、とてもフレンドリーである。キャンプはサマーが7月・8月、ウィンターが1月・2月・3月に開催され最低2週間以上の参加が求められている。

緑と黄色が学校のパンフレットにもあふれており、寮の部屋も2色でコーディネートされていてとても可愛らしい。ベッドや家具もディレクターのSylvieが自ら選んでいるそうである。

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Pre Fleuri Ecole Alpine Internationale
(プレ・フルーリ) ― 2009年夏訪問

プレ・フルーリはジュネーブ空港から約1時間半、スイスアルプスの山並みに囲まれた街・ヴィラールにあるインターナショナル・スクールだ。私が訪問した時には毎年約200人強の生徒が参加するサマースクールの真っ最中。訪問した時は授業が始まる前ということで、子供達が屋外(校内)にある遊具で遊びながら元気に走り回っている。授業が始まる時間になると子供達は一旦地下の入口に行き、室内履きに履きかえる。この地下のスペースには参加生徒の荷物が置かれているロッカーもあり、到着時学校のスタッフが年齢の小さい参加者のためスーツケースの中身を取り出し、ロッカーに片付けるのを手伝ってくれる。1階には食堂とキッチン、応接室と教室、2階から上は子供達が寝泊まりする寮施設になっている。部屋には主に 2~4ベッドが置かれ、年齢と性別別のグループに分かれて部屋割りがされる。サマースクールの授業開始前には各生徒の英語力が確認され、それぞれの英語力に合わせた授業が提供されていた。正規留学の場合にも、英語力のない生徒にはプライベートレッスンを提供するなどのサポートを行っているという。フランス語圏にある学校とあって校内では英語とフランス語がとびかっているが、どちらかと言うとフランス語色が強い印象。少人数で英語プラスフランス語を学びたい生徒にはお勧めの学校と言えるだろう。

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The American School in Switzerland(タシス)

ルガノ駅から車で約15分、スイス・イタリア語圏にあるThe American School in Switzerland、通称タシスに到着。訪問した時は4~18歳までの生徒が参加するサマースクールの真っ最中。入口近くにあるプールとグラウンドで、今回のサマースクールの最年少グループである4~10歳までの生徒たちが元気に走り回っているのが見える。まず初めに、毎年早々と定員に達し、キャンセル待ち希望者も多いというサマースクールの人気の理由を聞いてみた。まず第1の理由としては約5割の生徒がリピーターとして翌年のサマースクールに戻ってくること、第2の理由としては、参加期間中生徒を決して退屈させないプログラムが評判を呼んでいるとのことだった。具体的には、各生徒のレベルに応じた語学レッスン、幅広い種類のスポーツやインドア・アクティビティに加え、各週末にはミラノやフィレンツェといった近隣都市を訪れるオプショナル旅行の機会を提供していることが、タシスのサマースクールの大きな特徴として挙げられる(ただしオプショナル旅行の参加対象者は14~18歳の生徒のみ)。このオプショナル旅行はプログラム費用とは別に追加費用がかかるが、せっかくの機会ということで毎年参加者も多いという。

タシスは、ヨーロッパでは最も古いアメリカン・ボーディングスクール。そのため、校内は17世紀に建設された歴史的建造物と、新たに増築された西洋風のモダンな建物が組み合わされている。訪問時(2010年7月)にも新たな建物を建築中で、この9月以降、寮および授業を行うための施設として使用される予定だという。

まず初めに寮設備を見学。建物の新旧により部屋の広さは異なるが、特に近年建設された寮の室内スペースは広々としており、シャワーを備えている部屋もあった。その後、2010年5月にグランドオープンをしたばかりのPalmerセンターを見学。タシスでは聖歌隊やドラマ・プログラムも盛んで、それらに参加した生徒達は、このグランドオープンしたばかりの最新設備を備えた舞台で、それぞれの成果を発表する機会が与えられる。最後に生徒のためのコモンルーム、体育館、ダンス室、図書館(蔵書数22,000冊)等を見学したが、どの設備もきれいで洗練された印象だった。

TASISでは、2010年より生徒の出席状況や成績を保護者がオンラインで確認できるシステムを導入した。また入学時に生徒にはATMカードが渡され、事前に保護者が設定した1日あたり/1カ月あたりの限度額に基づき、生徒は自分の好きな時にお小遣いを引き出すことができる。

一通り施設を見学した後、食堂で昼食を頂いた。バイキング形式で、パン・スープ・ポテトやパスタ、メイン(主に肉や魚)、サラダバーなどから自由に好きなものを選べる。個人差はあるとは思うが、どのメニューもおいしく、ヘルシーでバランスの取れた食事の内容だった。また天気がいい時は、食堂に併設されたテラスで、素晴らしいルガノ湖の眺めを鑑賞しながら食事をすることもできる。

美しい山々と湖の側で、学校が提供する多種多様なプログラムを満喫したい好奇心旺盛な生徒にはお勧めの学校だ。

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